開催期間
2023年7月1日（土）〜10月1日（日）
場所
石川県立自然史資料館 ２F 企画展示室
概要
夏の夜、街灯や照明に集まるたくさんの昆虫たち。古くから「飛んで火に入る夏の虫」と言われるように、多くの昆虫は光に集まる性質（走光性）を持っています。走光性を利用してライトトラップをしかければ、さまざまな昆虫を効率的に採集することができます（灯火採集）。この方法は、昆虫の調査研究に用いられており、農業害虫の管理や駆除などにも応用されています。
この展示では、甲虫、蛾、カメムシ、ハチ・アリ、ヘビトンボ、カマキリ、バッタ、ゴキブリなど、光に集まるさまざまな昆虫を標本で紹介するとともに、光に集まるメカニズムや理由についても詳しく解説します。また、水銀灯やブラックライトなど、昆虫が集まりやすい照明や器材を展示し、灯火採集の方法についても紹介します。
