企画展「人々のくらしと石」(2024年3月2日~2024年6月2日)

開催期間

2024年3月2日(土)~6月2日(日)

場所

石川県立自然史資料館 2F 企画展示室

展示概要

人々は古来より“石”を利用して、社会生活を営んできました。大昔には石器などとして、“石”そのものを道具として使いました。石臼や火打石などは、暮らしを支える身近な生活用品でした。建築材としては、現在に至るまで用いられています。美しく希少な“石”は、装飾品として富や権力の象徴として扱われてきました。

また、鉱石を製錬して得られる金属や元素などは、産業の礎となりました。石炭や石油などは、エネルギーを生み出しました。これらは、人間の生活を一変させるとともに、文明の発達に大きく貢献してきました。 この展示では、人々が利用してきた“石”について、原石や鉱石、鉱物をそれらの製品などと一緒に展示・紹介し、それぞれの特性や用途などについて解説します。