第7回企画展 守ってあげたい生き物たち~石川の希少野生動植物~

平成21年3月25日(水)~7月5日(日)

企画展示室(2F)

野生の姿よ いつまでも

近年、地球上の生物の大切さや生物多様性の保全の必要性が求められています。日本でも絶滅が心配されている野生生物のうち、特に保護が必要とされるものを国および県が希少野生動植物種として指定し、保護対策を講じています。

石川県内には21種類の希少野生動植物(国指定6種 県指定15種)がいます。これらは人間の影響によって日々絶滅の危機にさらされています。今回の展示では希少野生動植物の生存をおびやかしている問題を知っていただくため、21種類の希少野生動植物やそれらに関連した生物の標本や映像、生体を展示しました。

【展示概要】

  1. 標本から学ぼう 県内に生息するワシタカ類10種をはじめ希少野生動植物のはく製などの標本を30点余展示。
  2. 生体を観察しよう シャープゲンゴロウモドキやイソコモリグモ、オキナグサなどの希少野生動植物6種類と県内では絶滅したタガメなどの生きた標本を展示。
  3. 映像で知ろう   イヌワシ、クマタカなど県内のワシタカ類9種の子育てや野性の姿を映像で紹介しました。アベサン ショウウオや砂浜の希少野生動植物の映像も展示。
  4. 貴重な姿の写真を見よう 開発や乱獲などで希少となった植物の姿をとらえた貴重な写真の数々を展示。