第6回特別展 いしかわの樹木がわかる 森林から細胞まで

平成21年11月1日(日)~平成22年1月24日(日)

企画展示室(2F)

木と森をもっと知ろう~樹木大解剖~

石川県でよく見られる樹木や森林について、幹や細胞の標本を展示して解説。一見どれも同じように見える木や森のかくれた見どころを紹介しました。

【展示内容】

■「石川県巨樹の会」寄贈の幹の標本

〔展示標本〕

スギ・ヒノキ・ヒノキアスナロ(マアテ、クサアテ、カナアテ)・アカマツ・クロマツ・カラマツ・モミ

ケヤキ・クリ・コナラ・ミズナラ・クヌギ・ヤマグワ・ハリギリ・トネリコ・ケンポナシ・ヤマボウシ

エゴノキ・ホオノキ・ウワミズザクラ・ヤマザクラ・アズキナシ・ウリハダカエデ・イタヤカエデ

ヤマモミジ・ヤマハンノキ・アカシデ・エノキ・アカメガシワ・カラスザンショウ・コシアブラ

アオハダ・イイギリ・カキノキ・イヌエンジュ・オニグルミ・ミズキ・クマノミズキ・シロダモ

ネジキ・ヒサカキ・ブナ・リョウブ・ウルシ・ヌルデ・ウメ・ウラジロガシ・フジ・キリ・クサギ

ネムノキ・ソヨゴ・ヤブツバキ

■薄くけずった木の標本-細胞でわかる木の種類-

木は、根から水を運ぶ管(道管や仮道管)の大きさや並び方でも区別することができます。 ミクロな細胞の世界から木のつくりを紹介。

■県指定文化財の木柱根(金沢市埋蔵文化財センター提供)

金沢市新保本にある縄文時代のチカモリ遺跡から発掘された木製の大きな柱(木柱根)が どうしてクリの木とわかるのでしょう?

■クロマツの巨樹(山本藤雄氏提供)

江戸時代に芽生えたクロマツの幹の標本を展示。 幹の周りが3.3mにもなった大きなクロマツは何歳まで生きたのでしょうか?

■知っておきたい森林の種類

地形や気候、人間のくらしなどが影響してできるいろいろな森林を紹介。 森は種類によって、空からの見え方が違います。 空中写真を使って、ブナの原生林を空から見てみましょう。