トピックス展 トキがいたあの頃 -村本コレクションで見るトキの生活-

平成22年5月10日(月)~平成22年8月31日(火)

図書閲覧室(2F)

かつて、能登半島にはトキが生息していました。しかし、昭和45年に姿を消しました。

今春、トキの保護活動に長らくたずさわってきた日本中国朱鷺保護協会名誉会長の村本義雄氏より、トキや野鳥に関する資料(村本コレクション)が当館に寄贈されました。この展示では、村本コレクションをもとに、本州最後のトキの姿を紹介しました。

●野生のトキの記録写真

昭和10年代から40年代の能登のトキの記録写真を、その時代の出来事を交えて紹介しました。

・昭和36年、穴水町で生まれた2羽の幼鳥(村本義雄氏撮影)

・昭和40年、能登(本州)でただ1羽となった能里(村本義雄氏撮影)

●大切な標本

能登に生息していたトキの骨格、羽、卵の殻を展示しました。

・トキの全身骨格

●トキのはく製

佐渡トキ保護センターから寄贈された、朱鷺色鮮やかな標本を展示しました。

・トキのはく製