第16回企画展 植物学者・正宗厳敬と植物図

概要

正宗厳敬(1899~1993)は、台湾、琉球列島・屋久島、北陸地方における植物地理・分類学の分野で大きな功績を残した植物学者です。台北帝国大学で教鞭をとった後、金沢大学の植物第一講座(植物地理・分類学)を創設して初代教授となりました。多くの研究者・教師を育てるとともに、学術雑誌「植物地理・分類研究」を創刊し、多数の論文や調査報告、観察記録の発表、学術交流に尽力しました。

石川県立自然史資料館には、正宗厳敬が分類研究のために描いた「植物図」が多数収蔵されています。植物図(ボタニカル・イラストレーション)は、研究者が植物を観察して、形態や構造を正確に記録した図であり、新種の発表や、論文、図鑑、分類学の専門書には欠くことのできないものです。

本企画展では、当館収蔵2,147点の植物図資料から約100点を選び、初公開します。植物図に表現されている形態の見方を解説するとともに、正宗厳敬の研究の足跡をたどり、観察に優れた彼の植物への熱い思いに迫ります。

チラシはこちら<第16回企画展>

開催期間:2014年2月1日(土)~5月25日(日)6月8日(日)まで延長