第24回企画展 石灰岩とその一部になった生き物たち

【概要】

石灰岩は炭酸カルシウム(CaCO3)を主な成分とする堆積岩です。生物が作る炭酸カルシウムの殻や骨格などがもとになったものと、水に溶けていた炭酸カルシウムが沈殿してできたものの2種類があります。建造物の石材やセメントの原料として使われているなど、我々にはなじみ深い岩石ですが、石灰岩の形成は大気中の二酸化炭素(CO2)を減らす役目もはたしています。

今回の企画展では、石灰岩の重要性について解説するとともに、石灰岩の形成に関わり、そのまま化石として中にとり残された生物を、近縁の現生生物とともに紹介します。

開催期間:2018年1月6日(土)~6月3日(日)