自然史講演会「昆虫の暮らしをささえる“共生”関係 −虫と植物と微生物の知られざる世界」(2021/09/04 オンライン開催)

このイベントは終了しました。

日時

2021年9月4日(土) 14:00〜16:00 

会場

石川県立自然史資料館 2F コミュニケーションホール 

オンライン開催※(zoom webinar)

(※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン開催になりました)

参加申込(9月1日 9月3日まで)

こちらの登録フォームからお申し込みください(定員:100名)。

https://forms.gle/i6U4PnNcgGnHGQMR8

参加無料

講師

土`田 努 先生(富山大学 学術研究部 理学系 准教授)

概要

 多くの方は、“共生”という言葉に対して、「お互いがお互いを助け合う」というイメージを持っているのではないでしょうか?しかし、生物学で使われる“共生(Symbiosis)”は文字通り「共に生きている」状態を示し、必ずしもお互いに利益をもたらす関係を意味しません。同じ時間、同じ場所を共有することで起こり得る全ての関係性を網羅する言葉です。

 種数・個体数ともにきわめて多い昆虫では、多様かつ巧妙な共生関係が知られています。植物を食べる昆虫の中には、植物組織を異常発達させ、餌場や天敵からのシェルターになる“虫こぶ”を形成するものがいます。多くの昆虫は、体内に特殊な微生物を共生させています。共生微生物の中には、昆虫が食べることができる餌の種類を変えたり、虫の見た目や天敵との関係性をガラリと変えてしまうものもいることが分かってきました。このような、昆虫のユニークな共生関係について、私たちの研究から明らかになってきたことを中心にお話します。

お問い合わせ

石川県立自然史資料館

Tel: 076-229-3450