このシンポジウムは終了しました。
日時・ 参加申込法
11月28日(土)13:00-16:30 【実施法:オンラインと来館】
◇本シンポジウムは、(1)オンラインWebinar(zoom)で開催します。(2)インターネット環境にない方、来館を希望される方は、自然史資料館内(2Fコミュニケーションホール)にて同時中継を視聴できます。
◇申込先 お名前、連絡先、参加方法(1.オンライン、2.来館)をお知らせください。
あて先 メール:nakano@n-muse-ishikawa.or.jp (自然史資料館副館長 中野真理子)
FAX:076-229-3460 (自然史資料館(代))
★本シンポジウムは事前登録が必要です。オンライン参加の方へは、事前にzoomのリンクをお送りします。 締切:11月28日12時
内容
いま地球上では生物の大量絶滅が、かつてない速度でおきており、過去100年間で絶滅速度が1000倍に増加しているそうです。日本では、環境省発行のレッドデータブックに絶滅のおそれのある野生生物の種(絶滅危惧種)のリストと現状がまとめられています。すでに国内の哺乳類の21%、鳥類の14%、両生類の33%、維管束植物の25%が絶滅危惧種であり、さらに増えつづけています。
では、石川県でも絶滅危惧種は増えているのでしょうか?何のためにレッドデータブックはつくられているのでしょうか?野生生物を絶滅から守るために、私たちは何をすればよいのでしょうか?これらの疑問にこたえ、みなさんと討論するためにこのシンポジウムを企画しました。
今年7月に「いしかわレッドデータブック2020」(注)が刊行されました。本書には、県内の絶滅のおそれがある野生生物のリストと現状がまとめられています。しかし、県民には、刊行がほとんど知られていませんし、内容もわかりやすいとはいえません。
このシンポジウムでは、石川版レッドデータブック作成の経緯、動物と植物の絶滅危惧種の現状の解説(パート1)と、本書を活かした自然環境と野生生物の保全、10年後の「レッドデータブック2030」刊行にむけた課題のディスカッション(パート2)をおこないます。
(注)動物編と植物編の2分冊。初版は1999年、第2版は2009年(動物編)・2010年(植物編)に刊行、本書は第3版です。10年後には、第4版を刊行しましょう。
プログラム
13:00-13:10 開催挨拶・趣旨説明(中村 浩二 石川県立自然史資料館館長)
13:10-15:10 【パート1:解説】 「いしかわレッドデータブック2020」で明らかになったこと
・哺乳類、鳥類、昆虫、植物など、さまざまな生物ごとに解説や問題についてお話しいただきます。
15:20-16:25 【パート2:討論】 今から取り組むレッドデータブック2030
・県内の生物多様性と自然環境の保全のために、活用法や課題について討論しましょう。
16:25-16:30 閉会挨拶