自然史講演会「日本海の歴史を金沢の地層にたどる」(2019/10/6)

2019年度の自然史講演会を開催します。

 自然史講演会は、自然科学の専門家を講師としてお招きし、御専門の分野を一般の方々にもわかりやすく解説していただく講演会です。

講師

塚脇真二 博士(金沢大学教授)

塚脇先生から

 みなさんが暮らす日本列島は、今から約2000万年前に、アジア大陸の一部が切り離されることで形成されました。そのため、わが国の日本海側のほぼ中央にある北陸地域では、日本海ができてから今にいたるまでの地質学的な歴史を地層の中にたどることができます。激しい火山活動の時代や、暖かいマングローブの海の時代、冷たい海だった時代などの痕跡を地層にみることができるのです。この講演では、石川県内でみることができる地層にもとづいて、日本海ができていくとともに日本列島ができあがる過程を解説します。

開催日時等

  • 日時:10月6日(日)  14:00~16:00
  • 会場:石川県立自然史資料館 (金沢市銚子町リ441番地) 2Fコミュニケーションホール
  • 対象:どなたでも
  • 定員:100名
  • 申込:不要
  • 入場:無料

問い合わせ先

TEL : 076-229-3450 

URL : https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/ 

担当者:地学分野学芸員 桂嘉志浩

担当者から

 10月6日(日)に自然史講演会を開催します。今回は地学分野の講演会で、講演者は塚脇真二博士(金沢大学教授)です。講演のタイトルは「日本海の歴史を金沢の地層にたどる」です。 この講演では、北陸地方の地質構造発達史や日本海の海洋環境変遷史・堆積史の第一人者である塚脇先生をお招きし、石川県内の地層にもとづいて、日本海と日本列島ができあがる過程をわかりやすく解説していただきます。そこに生息する動・植物に興味のある方々にもお勧めの講演会です。

参考

(写真1)右下から左上に走る火山灰の層(矢印)が写っています。この層は、火山活動が活発だったことを示す証拠です。

(写真2)ホタテガイ類の化石は、これが堆積した時代に、この地域一帯が浅い海の底であり、寒冷な気候であったことを示します。