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第10回企画展 ふだんは見えない骨の世界

poster.jpg『骨』のイメージはどんなですか? 死、不気味、恐怖などの、マイナスのイメージかもしれません。
 でも、骨をよく知ると、不思議なこと、なるほどと思うことがたくさんあります。たとえば、器用に動くゾウの鼻には骨がない、長いヘビの首の骨はたった2個など、骨の数だけエピソードがあるほどです。
この企画展では、骨をもつ動物を50種類以上展示して、ふだんは見ることのない骨の世界を紹介しました。



会場:石川県立自然史資料館 企画展示室
期間:平成22年7月17日~10月17日 [93日間]
時間:午前9:00~午後17:00(入館は16:30まで)
休館日:会期中は無休
入館料:無料

【展示構成】

■ 骨の正体と役目

 骨をもつのはどんな生き物? 骨はどうやってできる? 生命を維持する骨の大事な役目って何? など、骨の基本情報をいろいろ紹介しました。骨はただのカルシウムのかたまりでは無いのです。

■ 直立二足歩行動物 ヒト

 ヒトは唯一の直立二足歩行動物です。ヒトの骨格模型を教科書にして、骨格の基礎や他の動物とのちがいについて紹介しました。骨格のちがいはくらべてみると良くわかります。
 
■ 歩く骨 泳ぐ骨 飛ぶ骨
 
 哺乳類の手足の骨格は、基本は共通でも、生活が違えば形が違います。いろいろな哺乳類の手足の骨格について、しくみや働き、生活との関わりを紹介しました。働きや形は違っても由来は同じです。

■ 奇妙な骨たち

 ワニ、ヘビ、カメなどの骨格には、独特の進化のあとが見られます。彼らのユニークな骨格とそのしくみを紹介しました。骨格の不思議は進化のたまものといえます。

■ 魚の肩はどこにある

 魚には、ヒトには無い骨がたくさんあります。また、意外な骨がヒトと同じものだったりします。魚の骨のしくみや、魚とヒトの骨格の共通点を紹介しました。魚は骨格の原型をもっています。

■ つくってみよう骨格標本

 身近な材料や道具でできる、簡単な骨格標本の作り方を紹介しました。



【展示標本紹介】(画像をクリックすると拡大します)

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イタチザメの顎 
 主に熱帯~亜熱帯の海域に生息する獰猛な大型のサメです。サメは、背骨以外はほとんどが軟骨です。顎の軟骨は、まるで繊維の集まりのようです。


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タツノオトシゴ
 タツノオトシゴは、エラもヒレもある、立派な魚です。骨になると、骨板におおわれていて、まるでヨロイのように見えます。


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ワニ(アリゲータ) 
 恐竜時代からその姿を保ったワニの骨格は迫力があります。ワニの頭骨には、口を閉じる筋肉が厚く付着する仕組みがあり、獲物を強力にかむことができます。


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ニシキヘビ 
 全長約6mの標本。たくさんの背骨があります。各々の背骨は少ししか動きません。しかし、数が多いので、ヘビはくねくねと自由に動くことができます。


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ハリモグラ 
 オーストラリア・ニューギニアに生息する原始的な哺乳類です。子どもを卵で産み、母乳で育てます。肩周辺の骨格が、爬虫類に似たつくりをしています。


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オウギハクジラの頭骨 
 ハクジラの仲間で、下顎に扇形の歯が2個生えています。ハクジラの頭骨は鼻骨や上顎骨の一部が頭頂部にあります。水中生活に適応した進化の結果と考えられています。


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ワモンアザラシ 
 アザラシの仲間は、手足がひれになり、それらを使って水中を自由に泳ぎまわります。ひれの中には5本の指の骨があります。



【企画展関連行事】

 骨をテーマにした関連講座を行いました。工作をしながら楽しく骨を学びました。

 ① 手羽先で骨格標本を作ろう      7月18日(日)、8月1日(日)
 ② ホネプリカ(骨のレプリカ)を作ろう  8月15日(日)
 ③ 工作しながら骨を知ろう        7月24日(土)、8月22日(土)